北海道旭川いいべえニューズ

「eBe北海道旭川いいべえニューズ舎」がおおくりする旭川、道北、北海道のあらゆる「新享楽」追求の情報ページ。と、これまで書いていたけどやっぱり自慢話、そして、趣味を通した人生点描かな!?(平成18年1月21日創刊)

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オジロワシと正月庵

25日の水曜日は会社は休みだった。平日に休みがあるのは自分にとってはとても都合がいい。日曜日にくらべると、およそどこでも空いているので、我がままなトウマモンにはこの上ない1日になる。小心者独特の独占欲が満たされるからである。

さて、家人は歯医者に行って、その後友人と食事をしてから映画を観にいくとかで、私はオジロワシの写真を撮りに行くことにした。ここ数年3月には必ず双眼鏡片手に見に行っている。野鳥に特別詳しいわけでもないし、専門に写真を撮っているわけではないが、内陸の旭川でも、雄々しいオジロワシがこの時期から春にかけて見ることができる。1月に見に行くのは初めてのことだ。

雪が降ったりやんだりしているが、時折、青空も出てきて日が差す。これなら何とかオジロワシにあえるかもしれない。期待していつもの神居忠和と嵐山をつなぐ石狩川の江神橋付近に向った。

カラスも飛んでいない。雪がやむのを車の中で待った。西の方には薄く青空が広がっているのでチャンスがきっとあるはずと、妙に確信が持てた。


そして、車の中で晴れ間を待ちながらぼんやり昔のことを思い出した。

俳句をやっていた親父はよく吟行と称して、俳句の題材を自然の中に求め歩いていた。そんなことから鳥やそのさえずりにも興味を持ち、本などでよく調べていた。ある日、俳句の仲間から借りてきたという野鳥の鳴き声を納めたオープンリールのテープを回して聞いていた。そのテープはNHK製作のものだったことを覚えている。「おまえも聞いてみろ」と言われ、しぶしぶ一緒に聞いた。およそいつもおやじの言葉は命令であった。「これはな、水鳥の『カイツブリ』という鳥だ」。確かに鳥の鳴き声。しかし、当時中学生の自分には鳥のイメージは出てこなくて、どうしても刺身の「ツブ貝」(本州でいえば、サザエみたいな貝)しか想像つかなかった。今でもそのツブ貝の刺身は好物である。
この時、オジロワシが江丹別の石狩川に、1月から3月頃までいることも教わった。当時の私は、漠然とオジロワシは流氷と一緒に現れる鳥で、オホーツク周辺にしかいない鳥とかってに思っていたので驚いた。
その翌年の3月、親父とネコヤナギを取りに行ったついでに空や河畔の樹木を双眼鏡で探したが、オジロワシはついに見つけられず、親父が残念がっていたのを思い出す。



雪は降り続いている。石狩川にいる鴨たちが時折低空を飛んでいるだけだ。

最近、鴨肉を食べていない。一頃知り合いに鉄砲打ちがいて鴨をすきやき風鍋にして食べさせてもらった。エゾシカも食べさせてもらった。天然物はいい、野生の味がしていずれも美味かった。
その頃家人に言ったことがある。「一言で、鴨たちをいっせいに飛びたたす方法があるけど知っている?」と尋ねた。勿論「そんなの知らない」という。「鴨鍋にして喰っちまうぞっていえば一目散さ」。家人はあっち向いて黙っていた。

すーと雪が引き小降りになった時、橋の下流右岸の山林側から、オジロワシ3羽が突然現れた。橋近くの上空をゆっくり舞いながら2羽は嵐山の方へ向かいそれを追った。慌ててカメラをバッグから取り出し露出の設定もいい加減なままとりあえず撮った。「備えよ常に」のボーイスカウト精神を忘れていた。「心構えがなってない!」と生きていれば親父はそう云うに違いない。


オジロワシ
小雪もいっしょに写っているが、オジロワシであることがわかるこの写真は私にとっては記念すべき一枚になった。(トリミングし、明るさを調整してあります)。
旭川の野鳥のことを紹介しているHP(旭川市環境部環境課の「自然環境」)です。参考にして下さい。 http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/kankyoseisak/yatyoumap/top.htm


ここで、オヤジワシに捧げるトウマモンの一句

「 雪がひき オジロワシ舞う 嵐山 」  


夢中になった後は腹が減る。

十割そばの「正月庵」は市内忠和にある。丁度、帰り道沿いなので初めてだが行ってみることにした。脱サラして始めた一日30食限定の手打ち蕎麦屋があると二年前人づてに聞いていた。以前二度ほど訪ねたが、その30食が出てしまったのか暖簾はかかってなかった。
正午頃に着くと他の客はいなく自分一人だけだった。和風の店内には靴を脱いで上がる。五十代半ばと思われる旦那さんと奥さん二人でやっている。小奇麗でほどよく趣味のいい落ち着いた店だ。二間を開け放ち開放的でもある。
大盛り630円を注文した。蕎麦粉は音威子府村の三好農場の石臼引き100%を使用している。ご飯ものはない。奥さんは何かと気をつかって時々話かけてくれた。きりっとしたご主人は黙々と麺を茹でている。
お品書きの最後に、日本酒やビール、そしてだし巻卵、焼き海苔、いたわさが載っている。車で来なければ蕎麦屋でゆっくり一杯やって最後に蕎麦でしめる江戸風情の楽しみ方ができるなと思った。
富良野麓郷の「小野田」のように太くはないが歯ごたえはほぼ同様にかたかった。太さでは市内2条6丁目の「一福」や市立病院近くの「信濃路」にちかい。たれは東神楽の「蓬」よりほんのり濃いめで、正月庵の方が私には合う。
最近細切りばかりの蕎麦を食べているので、久し振りに噛み応えのある太切りのそばを食べた。「ずるずるー」もいいけど「もぐ、もぐ」噛んで食べる蕎麦もいいと思った。
雪が解けたら歩いてきて、だし巻卵で日本酒を一杯やりながら蕎麦を食おうと思う。

「正月庵」 旭川市忠和3条6丁目2番22号 電話0166-63-0371
営業時間 11:30~15:00 但し30食限定で売り切れ次第終了
定休日  毎週 月・火
駐車場  5台
神居方面から来ると、左手角にセイコーマートが見える交差点を右折し、5本目の道を左折してすぐ左です。

テーマ:旭川/道北地域のネタ - ジャンル:地域情報

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  • 2007/01/17(水) 16:23:33 |
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旨門かわら版

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★☆★ あれこれ ★☆★
▼06/08(金)▼録画してあったラグビーのパシフィックネーションズカップ「日本代表対フィジー代表」戦を観た。結果(日本19-25フィジー)をしていて観るのは興ざめするが、この試合はそんなことはなかった。
ラグビージャーナリストの村上さんのブログから引用するが、「日本の現在地を知るうえで貴重な機会となったが、やはり、立ち上がりは日本代表選手の突進に対してフィジーのコンタクトが上回り、ボールを抱え込まれてターンオーバーをされるなど、攻撃を寸断されるシーンが相次いだ。それでも、日本代表は粘り強く攻めた。その姿勢に観客席も熱くなる。フィジーの反則を誘っては、FB五郎丸歩がPGを決め、19分の約50mの距離あるPGが成功した時の観客の盛り上がりは感動的ですらあった」のでした。やっぱり五郎ちゃんが最高!!!
体が大きくパワフルなフィジー選手相手に頑張ったと思いますが、まともにぶつかっていっても弾き飛ばされるし、ブレイクダウン(ボールの奪い合い場面)では相手の腕力で押さえ込まれて反則したり、ジャッカルされたりしていた。パワフルな相手と小粒な日本選手との差をどのように縮めていくのか新生ジャパンを楽しみにしていきます。
▼06/07(木)▼昨日、寛仁親王殿下が御薨去された。これまで長年、癌などで入退院を繰り返されてこられたが、とうとう力尽きてしまわれた。謹んで哀悼の意を捧げご冥福をお祈り申し上げます。
「ひげの殿下」には直接お会いしたこともないのだが、様々な形で自分は殿下の見識を垣間見たり、女性や女系の天皇も認める政府の有識者による報告書に異議を唱えられたこと、スキーを通じ身体障害者への分け隔てなく尽力をされていること障害者の親戚MSから聞いていたので、勝手に親しみを覚えていた。畏れ多いが一緒に酒を飲みたいとさえ思ったことがある。

今日から約一週間、母は山梨と静岡へ一人で遊びに行った。一人で切符を手配して。自分は旭川空港までの送り迎えだけの手伝いのみだ。元気な九十歳の母に感謝している。
▼06/06(水)▼会社が休みだったので、小春さんと愛山渓に行った。目的はクマゲラとコマドリに逢いたくて。けど、逢えなかった。小春さんは蕗の良い物を十本ほどいただき、山道をゆっくり車で降りていた時、凄い雷雨。帰りに愛別町の「協和の里のもち工房 愛ふくふく」で豆大福とよもぎ餅そして豆の伸餅を購入。店を出た途端、また雷雨。強い雨であたりから埃くさいような匂いがしてきて、懐かしい気分になった。そして、大きな雨粒が逆光に映え、銀の雫となって眩しいほどに美しかった。
▼06/05(火)▼日赤へ二ヶ月に一度の定期検査。先日の成人病検査で腫瘍マーカーの消化器系の値が若干基準値よりオーバーしていたので、主治医に相談したところ、六年以上大腸の内視鏡検査をしていないのだから検査をしたほうが良いとなり、消化器の先生へ手紙(院内メール)を書いてくれたので受診。綺麗な女医さんだったので素直に質問に答え、検査を受けることにした。
▼06/04(月)▼祖母チカさんの祥月命日と護国神社祭の宵宮だったので、家族三人でささやかに雲丹などの刺身を摘みながら夕食を済ます。
▼06/03(日)▼今季未だカワセミの姿を見てないという小春さんのために(こんな書いてる自分もそうなんですが)、カワセミポンドへ向かいました。
車中で小春さんに、昨日の夕方、ホトトギスの囀りを例の河畔林で聞いたことを告げました。姿は確認してないけど「特許許可局」「テッペンカケタカ」と確かに鳴いてホトトギスと思ってるけど、北海道には殆どいないと何かに書いてあったと思うけど・・・と言うと、早速、車に積んである北海道の野鳥の本で調べてくれました。やはり、掲載されていないので、ホトトギスはいないんでないかいと話しをしていたところ、偶然聴いていたNHKラジオの日曜あさいちばん『季節のいのち』で 、 日本野鳥の会の主席研究員である安西英明さんが「ホトトギス」を取り上げていました。ホトトギスは鶯に托卵する習性があり、いち早くオスがやって来て囀りまくり鶯がいるところに縄張りを作るのだそうです。(ふむふむ、ホトトギスが托卵することはどこかで勉強したことが・・・)。
囀りが何度も流れたのですが、似ているけどちょっと違う、けどやっぱり似ていると言う自分に小春さんは大いに同調してくれました。遂に北海道で初めてホトトギスの囀りを聴いた男なのかもしんないと思い込んでしまいました。けど気になるのは、昨日は周りから一度も鶯の囀りは聞こえなかったなぁ・・・?遠くのカッコウは聞こえたけど。

カワセミポンドで二人はかなり粘ったのですが駄目でした。それでも、五羽のキセキレイ一家(多分)の様子を観察しながらコーヒーを沸かして飲んだり、それなりに宜しい時間を過ごすことが出来ました。
昼食を済ましてから、ホトトギスがいる河畔林に行きました。旭川で初めてホトトギスの写真を撮った野外活動家になるんだなlっ、多分俺は・・・ヒヒっ。
同じ場所で囀りが聞こえて来ました。どうだ!すごいべっ!と自慢し小春さんとハイタッチ。およそ10分間隔で囀っています。最初立ち木の下の方から聞こえ、その後、イタドリの茂みの中から聞こえて来ました。しかし、一向に姿を見せない。ブヨがしつこいし、暑くなってきたので今日のところは帰宅することにしました。
アサヒのノンアルコールビールを飲みながら、北海道護国神社例大祭の御祭礼旗を立て終え、シャワーを浴びてからパソコンでホトトギスの囀りを調べました。あれれホトトギスは「特許許可局」の語尾が下がらない。一方の私たちのホトトギスは下がる。なんと名は聞いたことがある「エゾセンニュウ」という野鳥があそこで鳴いていたのでした。「やっぱ、うんなわけないよなっ・・・」。勝手に思い込んで一人悦に浸るならまだしも、ブログで大々的に「ホトトギスー北海道で初撮影」なんて記事をエントリーして自慢したくなっていた自分は本当におっちょこちょいですわ。
けれども、エゾセンニュウの姿を生で観てみたいもんです。
▼06/02(土)▼以前読んでそこら辺に置いといた本を探していたら、一度も読んでない本が五冊も見つかった。いい加減だから積みっぱなしの本の間に紛れていた。
▼06/01(金)▼月始めは忙しいもんだ。


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プロフィール

旨門(うまもん)

Author:旨門(うまもん)
 不肖、「旨門」と申します。生まれも育ちも北海道は旭川市です。高校卒業後、夢にまで見た花の東京で四年ほど人生勉強をすることができました。齢五十代後半にはいり、既に孫三人に恵まれ、今年八月にはもう一人誕生する予定です。孫はメンコイ。
 趣味はラグビー観戦。社会人チームではトップリーグチームの「ヤマハ発動機ジュビロ」を、大学は早稲田のファンです。
 また、デジカメ持参で野山に遊ぶことも楽しんでおります。小動物との出会いが楽しみです。数年前からエゾユキウサギとホシガラスを撮りたくて活動しています。羆は怖いので挫折しました。
 (ブログに掲載している画像の殆どは、トリミング、サイズの変更、明るさとシャープさの調整をしています)。

(平成24年5月25日記)

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