北海道旭川いいべえニューズ

「eBe北海道旭川いいべえニューズ舎」がおおくりする旭川、道北、北海道のあらゆる「新享楽」追求の情報ページ。と、これまで書いていたけどやっぱり自慢話、そして、趣味を通した人生点描かな!?(平成18年1月21日創刊)

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「白樺樹液春まつり」の後は「カルダモン」に行く

■「白樺樹液春まつり
23日の日曜日午前5時半起床。旭川の空は真っ青に晴れ渡っていた。休日に紺碧の空を見上げるなんて久し振りで嬉しくなった。外の清涼な寒さに身が引き締まる思いもした。
気温は2度くらいだろう。東京の1月か2月の朝の気温だ。関東人に「どうだー、まだこんなに寒いんだぞー」っと、ここで北海道人が威張ってみたところで何にもならない。今は旭川も北見も帯広も北海道には余裕がない。寒さによる雪解けの遅れは農作物に影響が出ているのだ。アスパラはじめ青果物全般に露地物の出荷は約10日以上遅れる可能性があるらしい。天気次第なので天気だけには逆らえないし、困ったもんだ。

この日、美深町の仁宇布(ニウプ)という山奥の雰囲気がするところでおこわれる「白樺樹液春まつり2006」に行った。春の一時期しか採れない白樺の樹液は天からの恵み。以前からこの恵みをいただきたいと思っていた。

美深町から道道を行き仁宇布地区にある唯一の信号を直進する。右に曲れば雄武町に行くので注意。小学校が見える二股を細い直進道路へと入り道なりに行くと「ファームイン・トント」前の開催会場ついた。このあたりの道の両側には高さ2mの雪の壁が続く。
会場にいたスタッフの人は「今年は昨年の倍も雪が積もっている」と言った。例年にない寒さで雪解けが遅く、春はまだまだ遠いのだ。そのせいで駐車場が確保できず、車は狭い道路脇に駐車するしかなかった。
旭川からのんびり行って約2時間ちょっとかかった。開催時間の午前10時より早く着いた。まだ会場設営をしている最中だった。会場といっても雪に囲われたこじんまりとしたものだ。
会場
この左手奥の一帯が白樺林

旨門(30p) **続きがあるから、下の点線のところをぽちっと押して読んでね!**



我々の目的は樹液採取現場とその方法を実際見ること、そして白樺の樹液を飲むことが目的だ。樹液を採取している林が会場すぐ裏手の林であることを聞き、早速現場”取材”をすることにした。林内は固雪になっているのでカンジキがなくても歩けるとスタッフは教えてくれた。
樹液採取現場
樹液採取現場
樹液採取現場アップ

樹液採取作業
樹液採取作業

採取作業を終えたスタッフの方に聞くと、「昨日は4トンだったが、今日は1トンしか採れなかった」と言う。その理由を聞くと「昨日は暖かかったからねえ。今日は寒くて駄目だわ」。そして今年は雪解けが遅いので根元から2m近くもまだ積雪があり、根からの水の吸い上げに大きく影響しているのだ説明してくれた。

白樺の再生力は強いらしい。穴(直径2㎝弱)を開けたままにしてもいつの間にか自然にふさがるという。整枝剪定しても、その後は目立つことなくカサブタが出てきて再生する。
ヤセ地に一等最初に生える樹は白樺などのダケカンバだと知人が言っていたのを今ふっと思い出した。白樺の寿命は50年から100年ぐらいで短い。北海道は寒さと雪で、もっと短いのかもしれない。命尽き果て倒れた白樺の樹は、ゆっくり朽ち果て、土に還りそして豊かな森をつくる。後の自分の子孫のために、後々の広葉樹や針葉樹のために死を賭しているのだ。
西洋などでいうナースログ、或はマザーツリーと呼ばれる所以であろう。

樹液まつり会場無料試飲
樹液まつり会場無料試飲

森の雫
会場で販売していた樹液「森の雫」一本290円。お祭りなので値段のことは言わず、二本購入。

樹液三種
樹液のコーヒー、お茶、樹液
殆ど無色無臭。ほんのり甘味があった。採取現場を見たものにはこの甘味は大いに感じるが、見たことのない人にはこの甘味をどのように感じるのだろう。好奇心、想像力が試される。

猛者たち
会場横で雪中キャンプをしている猛者たちがいた。毎年やっているらしい。

この祭り、会場への案内板が道沿いにあるわけでもなし、ネットで検索してもファームイン・トントのHPなどで宣伝しているだけで、町や観光協会のHPには案内もなかった。
旨門は文句を言っているのでは全くない。これで良いし、これ以上すべきではないとさえ思っている。失礼な言い方だが、どっと宣伝しても対応力に限界があると思われる。
つまり密かな楽しみなのだ。参加したい方は自分で調べて来てください、というスタンスだ。小さな村のごく内輪の行事に寄せてもらった感じがしていい。

ニウプからの帰り道、白樺林が目に入ると頭の中は樹液のことでいっぱいになった。樹液そのものを飲みたいとかではなく、自然から頂く恵みをこの季節が来る度に自分たちの手で気兼ねなくいただく方法がないかと思案してしまうのだ。自由になる白樺が欲しい。聞くのを忘れたことがある。樹液を採取する道具・器具がどこで手に入るのかを。市販のあるもので手造りできると思うが。
トロッコ号鉄路除雪作業
トロッコ号鉄路除雪作業 旧美幸線のニウプと美深の一区間で手動トロッコを走らせている。

白樺樹液のことは「萌木の村」の白樺妖精水のページ(http://www.moeginomura.co.jp/SHIRAKABA/s-y.html)に詳しく紹介されていますのでご参考にして下さい。

以前、小ブログ「青空に会いたい」の下段で紹介した美深町の井上食堂でソフトクリームを食べ、国道40号線を通らず朱鞠内湖経由で旭川へ一端もどることにした。
仁宇布は曇天だったか美深市街に近づくにしたがって青空が広がっている。晴天の野外活動は気持ちがゆったりとする。



■「カルダモン」

旭川で昼食を食べることにしたが、何を食べようか迷っていた。家人が「そうだ、カルダモンへ行こう」と言った。行かなくてはだめなことを思い出してくれた。
小ブログ雪下ろしの後は「米々亭」の下段で触れた幼なじみの梅野くんのお店「カルダモン」。
家人の一言で助かった気分がした。家人を大いに褒めた。
その夜家人は機嫌がとても良く突然季節ごとに名前をかえると言い出した。
  春は「小春」、夏は「小夏」、秋は「秋葉」そして冬は「柊(ひいらぎ)」にするのでそう呼んで欲しいとやぶから棒に言う。
実生活では困難なので、ブログの文中では今後、家人の小春とか、単に小夏、秋葉、柊と表すことで同意を得た。今後(今から)は家人をそのように書くのでよろしくお願いします。

カルダモン(外観)
カレーとパスタの店「カルダモン」

「カルダモン」は昼時が過ぎていたので空いていた。済まない気持ちで店に入り沙汰無しの詫びの挨拶をすると彼はとても恐縮していた。何年振りで彼にあったのだろう。五十有余年の齢重ねた相応な様子になっていて、頭髪の密度は薄いものの殆ど革命的な変化はなかった。

カウンターに腰掛けた。定番メニューのオムカレー、そしてトマトソースの魚介スパゲッティを頼んだ。彼と少し話した後梅野シェフは奥の厨房に入っていった。
カルダモン オムカレー
オムカレー

カルダモン店内
店内中央に位置するカウンター

お店を手伝っている奥さんと一番上のお嬢さんがお話の相手をしてくれた。お二人とも初めてお会いしたので、家人の小夏ともども自己紹介に近い話になった。
お店の中は広く穏やかな感じだ。気張ったあるいは奇抜なディスプレイや食器・アクセサリーもなく落ち着く。

厨房から出てきたシェフ梅野くんも交え皆で近況話にうつった。それぞれの親の話、自分たちの健康具合の話、奥さんが今同窓会の当番期で大変なことなど話は尽きなかった。

また来るからと言って店をでた。天気はいいし、夕方まで時間があるので、フキノトウを採りに旭川空港の奥の方へ向かうことにした。春の山菜採りの第一号はフキノトウになった。この時期郊外の幹線道路沿いに見かける薄汚れた畦道などに咲くフキノトウは、周りの環境というかステージが美しい感じがしないので、大地の吹き出物のように見える。
今回、車の通りもないまずまず綺麗な環境に咲くフキノトウがありがたく見えてきた。

フキノトウ水中花
フキノトウ 雪と愛の水中花

エゾシカのオス
エゾシカのオスを久し振りに見かけた(家族連れ中央)



カルダモンから貰ってきた「お持ち帰り&宅配メニュー」を開けるとカルダモンの香りがした。

「CURRY & PASTA カルダモン」
旭川市春光4条9丁目 0166-54-5181
11:30~15:00 / 17:00~21:00
定休日/毎週木曜日・第3日曜日



umamon【 オコトナのつぶやき 】
念願の白樺の樹液をいただいて、心が穏やかになりましたか?
梅野さんのお店にやっと行きましたね。何でも行動が遅いですし、切羽詰まらないとやらないというのは良くないと思います。


丸【 丸のひとり言 】
なんかお母さん変なこと言ってる。小春だとか柊だとか。歴史小説や文芸本の読みすぎみたい。


umamonn 01 【旨門の独り言】
丸、余計なこと言わんでいいから。女や子どもは、自分は小説やドラマのヒロインだと思い込んでいい気持ちになる性質があるんだから・・・。

テーマ:旭川/道北地域のネタ - ジャンル:地域情報

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コメント

白樺樹液

連休初日 「旭川の今」をキーワードに貴ブログにたどり着きました 5年前まで旭川に単身赴任生活をしていました都内在住者です。
白樺樹液の採取方法がヤットわかりました それにしても流れ出るではなく吹き出るのに驚かされました。
この季節の画像をリクエストさせていただけますか・・・・・・それは ひんやりとした空気の中に咲く紫色の「さふらん」なのですが 散歩の途中で見つかりましたら是非掲載してください。

  • 2006/04/30(日) 02:06:34 |
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  • pigumo #-
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★☆★ あれこれ ★☆★
▼06/08(金)▼録画してあったラグビーのパシフィックネーションズカップ「日本代表対フィジー代表」戦を観た。結果(日本19-25フィジー)をしていて観るのは興ざめするが、この試合はそんなことはなかった。
ラグビージャーナリストの村上さんのブログから引用するが、「日本の現在地を知るうえで貴重な機会となったが、やはり、立ち上がりは日本代表選手の突進に対してフィジーのコンタクトが上回り、ボールを抱え込まれてターンオーバーをされるなど、攻撃を寸断されるシーンが相次いだ。それでも、日本代表は粘り強く攻めた。その姿勢に観客席も熱くなる。フィジーの反則を誘っては、FB五郎丸歩がPGを決め、19分の約50mの距離あるPGが成功した時の観客の盛り上がりは感動的ですらあった」のでした。やっぱり五郎ちゃんが最高!!!
体が大きくパワフルなフィジー選手相手に頑張ったと思いますが、まともにぶつかっていっても弾き飛ばされるし、ブレイクダウン(ボールの奪い合い場面)では相手の腕力で押さえ込まれて反則したり、ジャッカルされたりしていた。パワフルな相手と小粒な日本選手との差をどのように縮めていくのか新生ジャパンを楽しみにしていきます。
▼06/07(木)▼昨日、寛仁親王殿下が御薨去された。これまで長年、癌などで入退院を繰り返されてこられたが、とうとう力尽きてしまわれた。謹んで哀悼の意を捧げご冥福をお祈り申し上げます。
「ひげの殿下」には直接お会いしたこともないのだが、様々な形で自分は殿下の見識を垣間見たり、女性や女系の天皇も認める政府の有識者による報告書に異議を唱えられたこと、スキーを通じ身体障害者への分け隔てなく尽力をされていること障害者の親戚MSから聞いていたので、勝手に親しみを覚えていた。畏れ多いが一緒に酒を飲みたいとさえ思ったことがある。

今日から約一週間、母は山梨と静岡へ一人で遊びに行った。一人で切符を手配して。自分は旭川空港までの送り迎えだけの手伝いのみだ。元気な九十歳の母に感謝している。
▼06/06(水)▼会社が休みだったので、小春さんと愛山渓に行った。目的はクマゲラとコマドリに逢いたくて。けど、逢えなかった。小春さんは蕗の良い物を十本ほどいただき、山道をゆっくり車で降りていた時、凄い雷雨。帰りに愛別町の「協和の里のもち工房 愛ふくふく」で豆大福とよもぎ餅そして豆の伸餅を購入。店を出た途端、また雷雨。強い雨であたりから埃くさいような匂いがしてきて、懐かしい気分になった。そして、大きな雨粒が逆光に映え、銀の雫となって眩しいほどに美しかった。
▼06/05(火)▼日赤へ二ヶ月に一度の定期検査。先日の成人病検査で腫瘍マーカーの消化器系の値が若干基準値よりオーバーしていたので、主治医に相談したところ、六年以上大腸の内視鏡検査をしていないのだから検査をしたほうが良いとなり、消化器の先生へ手紙(院内メール)を書いてくれたので受診。綺麗な女医さんだったので素直に質問に答え、検査を受けることにした。
▼06/04(月)▼祖母チカさんの祥月命日と護国神社祭の宵宮だったので、家族三人でささやかに雲丹などの刺身を摘みながら夕食を済ます。
▼06/03(日)▼今季未だカワセミの姿を見てないという小春さんのために(こんな書いてる自分もそうなんですが)、カワセミポンドへ向かいました。
車中で小春さんに、昨日の夕方、ホトトギスの囀りを例の河畔林で聞いたことを告げました。姿は確認してないけど「特許許可局」「テッペンカケタカ」と確かに鳴いてホトトギスと思ってるけど、北海道には殆どいないと何かに書いてあったと思うけど・・・と言うと、早速、車に積んである北海道の野鳥の本で調べてくれました。やはり、掲載されていないので、ホトトギスはいないんでないかいと話しをしていたところ、偶然聴いていたNHKラジオの日曜あさいちばん『季節のいのち』で 、 日本野鳥の会の主席研究員である安西英明さんが「ホトトギス」を取り上げていました。ホトトギスは鶯に托卵する習性があり、いち早くオスがやって来て囀りまくり鶯がいるところに縄張りを作るのだそうです。(ふむふむ、ホトトギスが托卵することはどこかで勉強したことが・・・)。
囀りが何度も流れたのですが、似ているけどちょっと違う、けどやっぱり似ていると言う自分に小春さんは大いに同調してくれました。遂に北海道で初めてホトトギスの囀りを聴いた男なのかもしんないと思い込んでしまいました。けど気になるのは、昨日は周りから一度も鶯の囀りは聞こえなかったなぁ・・・?遠くのカッコウは聞こえたけど。

カワセミポンドで二人はかなり粘ったのですが駄目でした。それでも、五羽のキセキレイ一家(多分)の様子を観察しながらコーヒーを沸かして飲んだり、それなりに宜しい時間を過ごすことが出来ました。
昼食を済ましてから、ホトトギスがいる河畔林に行きました。旭川で初めてホトトギスの写真を撮った野外活動家になるんだなlっ、多分俺は・・・ヒヒっ。
同じ場所で囀りが聞こえて来ました。どうだ!すごいべっ!と自慢し小春さんとハイタッチ。およそ10分間隔で囀っています。最初立ち木の下の方から聞こえ、その後、イタドリの茂みの中から聞こえて来ました。しかし、一向に姿を見せない。ブヨがしつこいし、暑くなってきたので今日のところは帰宅することにしました。
アサヒのノンアルコールビールを飲みながら、北海道護国神社例大祭の御祭礼旗を立て終え、シャワーを浴びてからパソコンでホトトギスの囀りを調べました。あれれホトトギスは「特許許可局」の語尾が下がらない。一方の私たちのホトトギスは下がる。なんと名は聞いたことがある「エゾセンニュウ」という野鳥があそこで鳴いていたのでした。「やっぱ、うんなわけないよなっ・・・」。勝手に思い込んで一人悦に浸るならまだしも、ブログで大々的に「ホトトギスー北海道で初撮影」なんて記事をエントリーして自慢したくなっていた自分は本当におっちょこちょいですわ。
けれども、エゾセンニュウの姿を生で観てみたいもんです。
▼06/02(土)▼以前読んでそこら辺に置いといた本を探していたら、一度も読んでない本が五冊も見つかった。いい加減だから積みっぱなしの本の間に紛れていた。
▼06/01(金)▼月始めは忙しいもんだ。


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プロフィール

旨門(うまもん)

Author:旨門(うまもん)
 不肖、「旨門」と申します。生まれも育ちも北海道は旭川市です。高校卒業後、夢にまで見た花の東京で四年ほど人生勉強をすることができました。齢五十代後半にはいり、既に孫三人に恵まれ、今年八月にはもう一人誕生する予定です。孫はメンコイ。
 趣味はラグビー観戦。社会人チームではトップリーグチームの「ヤマハ発動機ジュビロ」を、大学は早稲田のファンです。
 また、デジカメ持参で野山に遊ぶことも楽しんでおります。小動物との出会いが楽しみです。数年前からエゾユキウサギとホシガラスを撮りたくて活動しています。羆は怖いので挫折しました。
 (ブログに掲載している画像の殆どは、トリミング、サイズの変更、明るさとシャープさの調整をしています)。

(平成24年5月25日記)

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