北海道旭川いいべえニューズ

「eBe北海道旭川いいべえニューズ舎」がおおくりする旭川、道北、北海道のあらゆる「新享楽」追求の情報ページ。と、これまで書いていたけどやっぱり自慢話、そして、趣味を通した人生点描かな!?(平成18年1月21日創刊)

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根室の長節湖で観音様にお導きを頂く。


≪長節湖 5/6午前9時~正午頃までのこと≫

 前日の七重旅館の夕食は、若上(わかじょう)の花咲ガニ、身の厚さ4㎝もある黒カレイの煮付け、アイヌネギとツブのヌタ、牛の陶板なべ(小)、貝付き牡蠣貝の蒸焼き、この他数点の料理が並べられました。豪勢な酒の肴ですっかりいつもの酔っ払いになってしまいました。

 「酔っ払い どこへいっても 酔っ払い」

 夕食の際、旅館の女将さんがいうには、ここ根室では平地草原にアイヌネギはあるのだそうです。こちらの人はあまり食べないと言っていました。但し、羆は食べるかもしれないと・・・。この山菜の話から、他の客人と羆の話になりました。

 白糠でアイヌネギ採りをしていた夫婦の奥さんが夫の目の前で羆にやられたことから始まり、根室でも森の中で最近見かけたこと、知床では羆の生息地の中にある番屋に寝泊りし、熊との共存をはかったことなど、結構生々しい内容をお聞きしました。 根室のそこにも今年はもう出ているという話にもどして「そこ」を聞くと、明日の長節湖の散策の後に廻ろうと思っていたわれわれの行き先そのものでした。




 翌日、朝食の前に、前回の記事で書いたコマドリと逢いに行きました。
 



 朝食後は、太平洋側にある周囲約4キロ余りの長節湖(ちょうぼしこ)を歩き、それから南下して昆布盛を過ぎたあたりから温根沼西側の林道を走り、温根沼大橋のたもとにでることにしました。そして、道の駅「スワン44」で昼食をとり、それから、オホーツク海沿いを北上、根北峠を越えて美幌、北見、旭川へ帰るという大まかな予定を立てた一日の始まりです。



長節湖図面
長節湖図面

 左回りのコースで歩きました。いきなり三十三観音様から始まってしまいました。左回りの東京競馬場GⅠ「日本ダービー」の始まりです(不謹慎なことを書いています)。
 詳細は不明ですが、ここ長節湖の散策路には三十三の観音様(実際は40以上だと思います?)が安置されています。その観音様の安置の順番とは逆に廻ってしまったようです。


01散策路
 画面の川には、小さなワカサギ(多分)が群れで泳いでいました。多分と思ったわけは、ここ長節湖は冬になるとワカサギ釣りが行われるからです。
 散策路には、山からくるエゾシカの獣道が何十本も入り込んでいました。


05散策路
 (左上)谷地坊主が水芭蕉を見張っています。(右下)散策の最後に、今日の良きことに感謝して小春さん(6・11から 小夏さんに改名)がお礼のご挨拶をしています。


 長節湖の周り約4キロの山道をのんびり3時間かけて歩きました。緩いアップダウンがありましたが、春の季節はとても心地よく散策できるところだと思いました。

  「長節湖 バイケイソウも ヒトビロ香」(旨門駄作 芭蕉風)


03散策路
 昨年10月の強風によると思われる倒木があちこちにありました。
 ところで、湖にはオオセグロカモメ(右下)が群れていました。別のところにはキンクロハジロも群れていましたが、オオセグロカモメたちをよくよく眺めていますと、カモメたちは沐浴しているのでした。羽や体についた塩気をここで洗い流しているようです。きっとカモメもアンバイが良くないんでしょうね。
 カモメたちは、洗っては少し飛んでまた洗ってと、何度も念入りに水浴びしていました。


04アイヌネギ畑
 これなる御景色は、観音様のお導きをいただけないとお目にかかれないものだと思いました。散策路の脇にはまずまずそれなるものはあるのですが、この畑は散策路から少し山に入らないとありません。
 道中、それぞれの観音様に畏まり合掌したお陰だと感謝しました。

06山菜採取家
 山菜採取家は肩掛けの水筒いれに、春のよろしきなる山菜をちょいとだけいただいております。根室に来てみっともないことをしてしまったような気分にもなりましたが、上川からきた「ニシパ」がお恵みを適切な方法で少々いただくのも、よろしいんではと根室の自然に甘えました。

07花組
 右上の白い花だけ名前が特定していません。苔の中からひょろりと咲いていました。



08散策路
 画像にはないですが、散策路も最後のほうになった時、湖面近くをあっという間に通り過ぎていく鮮やかな青い鳥を見かけました。それは、紛れもなくカワセミだと思いました。旭川あるいは近郊で残念ながらカワセミを見かけたことがありません。石狩川の本・支流にいることは聞いていますが、わざわざ観察に出かけたり、写真を撮りに行ったことはまだありません。

 また古い話ですが多分今から15年くらい前、イトウ釣りをしていた猿払川の河口から数キロ上流で良く見ました。そういえばあれ以来見かけていません。

 これから秋までの間、カワセミ、ヤマセミ、アカショウビンのカワセミ類の野鳥を撮ってみたいとこれを機に強く思った次第です。






 次回はやっと最終章「オジロワシ舞う道東の春に別れを告げる。」です。



≪メモ≫
旨門の誓言-平成19年5月8日プレスリリース-
 1、春の嵐山  ⇒前回5/11の記事
 2、残雪の森遊びは命懸け…?  ⇒前回5/12の記事
 3、南ヶ丘森林公園(和寒)に、鶯と遊ぶ。 ⇒前回5/18の記事
 4、和琴半島を歩く(弟子屈町屈斜路湖)。  ⇒前回5/30の記事
 5、緑ヶ丘森林公園(中標津町)の野鳥観察舎に驚く。 ⇒前回6/4の記事
 6、春国岱「小鳥の小道」に遊ぶ。 ⇒前回6/8の記事
 7、根室の長節湖で観音様のお導きを頂く。 ⇒今回の記事
 8、オジロワシ舞う道東の春に別れを告げる。

テーマ:旭川/道北地域のネタ - ジャンル:地域情報

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コメント

カワセミ

おっと、もう小夏さんに変わったのですよね。
いやぁー、根室の大自然はすっごい!!!
とくに羆に関する武勇伝?は、臨場感あります。
北海道ならではですね~

カワセミの撮影、がんばってください。
牛朱別川や、石狩川だったら秋月橋左岸上流に営巣のブロックがありますね。
恵庭にもいると聞いた事がありますが、一度動いてるカワセミを肉眼で見てみたいです。

先ほどカワセミ見ちゃいました!

ヌマチチブさん、こんにちは。

その秋月橋左岸上流に営巣のブロックで今朝見てきましたよ。

薄暗いところでした。いつだったか、この営巣ブロックができた頃は、秋月橋からペロリンと見えていましたが、すっかり柳などの木々が生い茂り、カワセミだけではなく野鳥にはいい場所になっていました。

"青い塊"が一直線に小さな巣穴に出入りする一瞬でした。小夏さんは初めてなので、大喜びしていました。勿論僕も大喜び。

この後、ずっと以前にヤマセミを見かけた安足間川(愛別)に行きましたが、残念ながらキセキレイの子供(多分)とイワツバメにあっただけでした。そう都合よくはいきませんよね。

引き続き、観察をすすめます。

(ヌマチチブさんは本当に河川研究家ですね。今後もいろいろおしえてくださいね。調査研究に必要なことがありましたら、元フライフィッシャーマンなので、また仲間にも情報協力をもらい、協力できると思います)。

  • 2007/06/13(水) 18:22:46 |
  • URL |
  • ヌマチチブさんへ #-
  • [編集]

ありがとうございます

いつも心温かいお言葉、ありがとうございます。
でも、研究家なんて、っぜんぜん!!!
川が好きになったのは30代に入ってからなんです。
自分が病気して、親が病気して、そんな時、病院横に川が流れてて、その川を見ながら、生きていくことなどをボォーっと考えてました。
縁あって、川の本とか作らせてもらう機会を与えられ、「これは運命だ」と(笑)

営巣ブロック考案した石川信夫さんに会ったことがあるんです。野鳥命な方で、カワセミのさえずりとか、色々マネしてくれる、お茶目なお爺様でした。自然に近い形でカワセミに使われてて、なんだかウレシイです。
おしゃべりしすぎました。
また、カワセミに逢えると良いですねぇ~

きっと逢える!

おはようございます。

小夏さんは数年前に探鳥会に参加し、石川信夫氏から野鳥のお話を伺ったことがあるんです。ヌマチチブさんが仰るとおりの方でとても勉強になったそうですよ。

昨日安足間川でヤマセミが飛んでこないかとじっと待っている時、釣りはともなく、川遊びを今年の夏に一度くらいしてみようかと、小夏さんと話しました。

上川町で石狩川と合流しているルベシベ川で水着になって川遊びをする計画です。
ボディボードやゴムの浮き輪に乗って、少し上流からドンブラコ、プカプカ。また、てけてけと上流にいってその繰り返し。
過去に二度したことがある人目につかない川原で。今、彼女は乗り気でいます。

五十過ぎた夫婦二人の川遊び、人目にはかなり気持ち悪い雰囲気でしょうね・・・。

  • 2007/06/14(木) 07:02:24 |
  • URL |
  • ヌマチチブさんへ #-
  • [編集]

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旨門かわら版

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★☆★ あれこれ ★☆★
▼06/08(金)▼録画してあったラグビーのパシフィックネーションズカップ「日本代表対フィジー代表」戦を観た。結果(日本19-25フィジー)をしていて観るのは興ざめするが、この試合はそんなことはなかった。
ラグビージャーナリストの村上さんのブログから引用するが、「日本の現在地を知るうえで貴重な機会となったが、やはり、立ち上がりは日本代表選手の突進に対してフィジーのコンタクトが上回り、ボールを抱え込まれてターンオーバーをされるなど、攻撃を寸断されるシーンが相次いだ。それでも、日本代表は粘り強く攻めた。その姿勢に観客席も熱くなる。フィジーの反則を誘っては、FB五郎丸歩がPGを決め、19分の約50mの距離あるPGが成功した時の観客の盛り上がりは感動的ですらあった」のでした。やっぱり五郎ちゃんが最高!!!
体が大きくパワフルなフィジー選手相手に頑張ったと思いますが、まともにぶつかっていっても弾き飛ばされるし、ブレイクダウン(ボールの奪い合い場面)では相手の腕力で押さえ込まれて反則したり、ジャッカルされたりしていた。パワフルな相手と小粒な日本選手との差をどのように縮めていくのか新生ジャパンを楽しみにしていきます。
▼06/07(木)▼昨日、寛仁親王殿下が御薨去された。これまで長年、癌などで入退院を繰り返されてこられたが、とうとう力尽きてしまわれた。謹んで哀悼の意を捧げご冥福をお祈り申し上げます。
「ひげの殿下」には直接お会いしたこともないのだが、様々な形で自分は殿下の見識を垣間見たり、女性や女系の天皇も認める政府の有識者による報告書に異議を唱えられたこと、スキーを通じ身体障害者への分け隔てなく尽力をされていること障害者の親戚MSから聞いていたので、勝手に親しみを覚えていた。畏れ多いが一緒に酒を飲みたいとさえ思ったことがある。

今日から約一週間、母は山梨と静岡へ一人で遊びに行った。一人で切符を手配して。自分は旭川空港までの送り迎えだけの手伝いのみだ。元気な九十歳の母に感謝している。
▼06/06(水)▼会社が休みだったので、小春さんと愛山渓に行った。目的はクマゲラとコマドリに逢いたくて。けど、逢えなかった。小春さんは蕗の良い物を十本ほどいただき、山道をゆっくり車で降りていた時、凄い雷雨。帰りに愛別町の「協和の里のもち工房 愛ふくふく」で豆大福とよもぎ餅そして豆の伸餅を購入。店を出た途端、また雷雨。強い雨であたりから埃くさいような匂いがしてきて、懐かしい気分になった。そして、大きな雨粒が逆光に映え、銀の雫となって眩しいほどに美しかった。
▼06/05(火)▼日赤へ二ヶ月に一度の定期検査。先日の成人病検査で腫瘍マーカーの消化器系の値が若干基準値よりオーバーしていたので、主治医に相談したところ、六年以上大腸の内視鏡検査をしていないのだから検査をしたほうが良いとなり、消化器の先生へ手紙(院内メール)を書いてくれたので受診。綺麗な女医さんだったので素直に質問に答え、検査を受けることにした。
▼06/04(月)▼祖母チカさんの祥月命日と護国神社祭の宵宮だったので、家族三人でささやかに雲丹などの刺身を摘みながら夕食を済ます。
▼06/03(日)▼今季未だカワセミの姿を見てないという小春さんのために(こんな書いてる自分もそうなんですが)、カワセミポンドへ向かいました。
車中で小春さんに、昨日の夕方、ホトトギスの囀りを例の河畔林で聞いたことを告げました。姿は確認してないけど「特許許可局」「テッペンカケタカ」と確かに鳴いてホトトギスと思ってるけど、北海道には殆どいないと何かに書いてあったと思うけど・・・と言うと、早速、車に積んである北海道の野鳥の本で調べてくれました。やはり、掲載されていないので、ホトトギスはいないんでないかいと話しをしていたところ、偶然聴いていたNHKラジオの日曜あさいちばん『季節のいのち』で 、 日本野鳥の会の主席研究員である安西英明さんが「ホトトギス」を取り上げていました。ホトトギスは鶯に托卵する習性があり、いち早くオスがやって来て囀りまくり鶯がいるところに縄張りを作るのだそうです。(ふむふむ、ホトトギスが托卵することはどこかで勉強したことが・・・)。
囀りが何度も流れたのですが、似ているけどちょっと違う、けどやっぱり似ていると言う自分に小春さんは大いに同調してくれました。遂に北海道で初めてホトトギスの囀りを聴いた男なのかもしんないと思い込んでしまいました。けど気になるのは、昨日は周りから一度も鶯の囀りは聞こえなかったなぁ・・・?遠くのカッコウは聞こえたけど。

カワセミポンドで二人はかなり粘ったのですが駄目でした。それでも、五羽のキセキレイ一家(多分)の様子を観察しながらコーヒーを沸かして飲んだり、それなりに宜しい時間を過ごすことが出来ました。
昼食を済ましてから、ホトトギスがいる河畔林に行きました。旭川で初めてホトトギスの写真を撮った野外活動家になるんだなlっ、多分俺は・・・ヒヒっ。
同じ場所で囀りが聞こえて来ました。どうだ!すごいべっ!と自慢し小春さんとハイタッチ。およそ10分間隔で囀っています。最初立ち木の下の方から聞こえ、その後、イタドリの茂みの中から聞こえて来ました。しかし、一向に姿を見せない。ブヨがしつこいし、暑くなってきたので今日のところは帰宅することにしました。
アサヒのノンアルコールビールを飲みながら、北海道護国神社例大祭の御祭礼旗を立て終え、シャワーを浴びてからパソコンでホトトギスの囀りを調べました。あれれホトトギスは「特許許可局」の語尾が下がらない。一方の私たちのホトトギスは下がる。なんと名は聞いたことがある「エゾセンニュウ」という野鳥があそこで鳴いていたのでした。「やっぱ、うんなわけないよなっ・・・」。勝手に思い込んで一人悦に浸るならまだしも、ブログで大々的に「ホトトギスー北海道で初撮影」なんて記事をエントリーして自慢したくなっていた自分は本当におっちょこちょいですわ。
けれども、エゾセンニュウの姿を生で観てみたいもんです。
▼06/02(土)▼以前読んでそこら辺に置いといた本を探していたら、一度も読んでない本が五冊も見つかった。いい加減だから積みっぱなしの本の間に紛れていた。
▼06/01(金)▼月始めは忙しいもんだ。


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プロフィール

旨門(うまもん)

Author:旨門(うまもん)
 不肖、「旨門」と申します。生まれも育ちも北海道は旭川市です。高校卒業後、夢にまで見た花の東京で四年ほど人生勉強をすることができました。齢五十代後半にはいり、既に孫三人に恵まれ、今年八月にはもう一人誕生する予定です。孫はメンコイ。
 趣味はラグビー観戦。社会人チームではトップリーグチームの「ヤマハ発動機ジュビロ」を、大学は早稲田のファンです。
 また、デジカメ持参で野山に遊ぶことも楽しんでおります。小動物との出会いが楽しみです。数年前からエゾユキウサギとホシガラスを撮りたくて活動しています。羆は怖いので挫折しました。
 (ブログに掲載している画像の殆どは、トリミング、サイズの変更、明るさとシャープさの調整をしています)。

(平成24年5月25日記)

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