
ホッキカレー 800円

ホッキ汁 400円
宝来軒の「ガタタンチャーハン」と「芦別チャンポン」に感動した日から三日後の水曜日、冬の千歳基地を発着するF15戦闘機を見たくて、そして新千歳空港の近くにあるウトナイ湖を歩いて野鳥の観察をしたくて向うことにしました。
しかし、その日の天気は荒れ模様(予報で知っていたのに…)で、結局この二つは駄目になりました。ならば苫小牧に行き魚でも買い、千歳のモリモトでまたパンでも買って旭川に戻ることにしました。
苫小牧で干し宗八などを買い、お昼を千歳の全日空ホテルのランチバイキングでもと車を走らせようとした時、以前から気になってしかたがなかった「マルトマ食堂」をのぞいてみることにしたのです。
市場は水曜日が休みなので多分食堂も休みかもと思って漁組の近くにさしかかり正面の「マルトマ食堂」を眺めると、店先でなにやら中年のオヤジたちが爪楊枝でシーシーやっているではありませんか!家人の小雪さんと目が合い「もしや、もしやの鬼子母神・・?」。早速、お店に。市場の中にある店の入り口に《営業中》の看板を見つけ「やった!」と小躍りしてしまいました。
店内は午後1時を過ぎても満席で二人の方が待っていました。また、ホッキ飯も売り切れたと店員さんが先客と話しているのが聞こえました。残念。ならば、何にしようかと思っていると席に案内され、店員さんと相談し「ホッキカレー」「ホッキ丼」「ホッキ汁」を注文しました。

マルトマ食堂さんの外観
卸売市場の中の食堂「マルトマ食堂」 http://www.h-machine.jp/marutoma/
北海道苫小牧市汐見町1−1−13
0144−36−2023
営業時間 : 朝6時〜昼2時
日曜・祝祭日休業

マルトマ食堂さんのメニュー (画像は大きくなります。クリックすると別ウィンドウでこの画像が開き、その画像の右隅に出てくるアイコンをクリックして見てください)。

駒大苫小牧高校の香田監督と楽天に入った田中投手の色紙と写真が張ってありました。
「ホッキカレー」。そうだったのかー・・・!ヤラレタ!
コロンブスの卵だったのです。料理家ではないのですが、カレーと海の幸のエキスは合わない、無理があるとずーっと思っていました。湯がいたホッキをカレーのルーに混ぜてご飯に盛る。つまり、カレーとホッキを長い時間煮込むとホッキはかたくなるしエキスが出てしまうのでそれをしないのがミソだったんですね。
海のエキスとカレーはそれぞれが主張しあい、ちぐはぐな味に思えてなりません。極端な言い方をしますが、「シーフードカレー」なるものは存在してはならないものだと思っていたのです。
甘辛のカレーと一緒にホッキが口の中でモグモグしているうちに、ホッキのやわらかい食感と旨味を感じることが出来る。ホッキの旨味をカレーのルーにしみ出させない、抑えたことによりカレーとマッチしたのだと勝手に思っています。
ホッキカレーの中のホッキは二〜三個分が入っているのではないでしょうか。カレーの中にホッキが入っているんじゃなくて、ホッキの中にカレーが入っているというほうが正しいと思います。大盛りで出てくるホッキカレー。脱帽しました。
ホッキの旨味を直にいただくには、刺身とかホッキ丼、ホッキ汁、ホッキ飯がいいと思います。ホッキ汁は貝ごと入っていてびっくりしました。上品で旨かったです。しかし、ホッキ丼(800円)はご飯が酢飯だったら尚いいのにと思いました。
次回行った時は、ホッキ飯にホッキ汁を是非食べてみたい。旨門たちは完全にリピーターになりました。
■道すがらスケッチ

左上=吹雪のウトナイ湖 右上=ウトナイ湖畔の樹上で悩めるシジュウカラ 右下=春の光に輝く千歳川 左下=時々ここでコーヒーを飲んだり軽食を食べる長沼の「クレス」

左上=三笠にあるモヒカン山 右上=小雪さんが間違ってナビゲートした雪深い千歳近くの農道 左右下=お陰で白鳥とヒシクイのドナルドダック姿が見られた。

