北海道旭川いいべえニューズ

「eBe北海道旭川いいべえニューズ舎」がおおくりする旭川、道北、北海道のあらゆる「新享楽」追求の情報ページ。と、これまで書いていたけどやっぱり自慢話、そして、趣味を通した人生点描かな!?(平成18年1月21日創刊)

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給食から究極へ

ベーコンの製造販売で有名なメーカー(江別市)のメルマガで「給食の思い出」を募集していたので、早速、トウマモンは小学校の給食のことを応募してみた。そうしたら、次号のメルマガで自分のものだけが紹介されていて、恥ずかしいのと嬉しいのとで少々複雑な気分になった。

小学校の給食で、一押しで好きだったのは、鯨の竜田揚げ。次に秋刀魚が入ったシチュウ、三番手がぐちゃぐちゃに延びた蒸し麺のラーメンだった。

■給食の思い出

あの頃の鯨は、今では捕獲禁止となったシロナガスクジラやマッコウクジラだったと思う。最近調査捕鯨などで市中に出回り値段だけが高級品になっている鯨は、昔食べた鯨ではないので残念ながら余り旨くない。贅沢かもしれないが、思い出の味とは全然違う。昭和42年前後まで昔は肉と言えば「鯨」、ベーコンも「鯨」だった。ハムもソーセージもウィンナーも魚肉で出来ていた。
あの頃の鯨が食べたい!高級な「松坂牛」より食べたい!鯨の竜田揚げを食べたい!思い出を食べたい!

脱脂粉乳が不味いという友達もいた。私は埴輪のような形の大きなバケツに入った生ぬるい脱脂粉乳が好きだったので、いつもなみなみと注いで貰った。
当時、家で牛乳の類といえば、たまに粉のスキムミルク(脱脂粉乳)をお湯で溶き砂糖を入れて飲むか、風邪をひいた時に小さな缶詰入りの練乳(コンデンスミルク)を同じようにして飲むぐらいだった。
コンデンスミルクは、必ず父が会社の帰りに買ってきてくれた。風邪を引くのは辛かったが、それを飲めるのが楽しみで、布団の中で夕方の父の帰りを待っていた記憶がある。

小学校3年頃に脱脂粉乳から瓶入りの牛乳にかわった。牛乳はやっぱり旨かった。そして、テトラパックになった時は、その容器に感激したりもした。世の中が目まぐるしく変わっていく時代だったのだと、今にして思う。

給食といえばコッペパン。ぱさぱさしていてそれ自体うまくはなかったが、雪印のマーガリンや苺ジャムをつけ、牛乳と一緒に食ベていた。好きではなかったが不満もなかった。というより、食べると頭が良くなると思っていた。

昭和35年頃
昭和35年頃

その頃、日曜日の朝に「鉄腕アトム」が放送されていて、その前後に日糧製パンのCMが流れていた。盛んにパンを食べると頭が良くなるような宣伝をしていた。自分はこれを信じていた。

あのCMは眩しかった。広く明るい部屋に大きなテーブルと椅子。ベランダのカーテンが陽光を浴びた風に揺れている。テーブルクロスが淡い花柄でピンク。可愛くて利発そうな小さな女の子と、すらっと格好いい、正にパパっていうのが似合う小父さん、そしてママ。藤の篭いっぱいにいろいろなパン、パン、パン・・・。手でさくっと割いてバターをたっぷりのせ、アムッ。皆ニコっ。憧れのファミリーだー!
白黒テレビなのに天然色に見えていました。

トウマモン家は日曜日の朝はおよそ決まってお粥だった。おかずは卵みそ、さっと湯がいた大根菜っ葉に味の素と醤油をかけたもの、そしてイモの味噌汁。卓袱台に座っている父さんは既に禿げてるし、母さんは割烹着だしーー。
あの時、テレビのようなパパやママが自分の親だったらなーと、ふと思った。と同時に、とんでもないことを考えている自分に気づき、子どもながら済まない気分になった。



■究極のサンドイッチ

我家には、2台目のナショナル製自動ホームベーカリー1.5斤タイプがある。
ホームベーカリー

このホームベーカリーを使いパンを焼いて20年余り経つ。小麦粉は、札幌の横山製粉のロケットの絵がついた強力粉「ロケット印」と呼んでいるもの25キロ入一袋をその都度購入している。

三人息子が育ち盛りの頃は、家人はほぼ毎日焼いていた。上の二人が旭川から離れてしまったので、今では週に一ないし二回しか作ってない。一袋購入するとほぼ一年持つようだ。もうこれがなくなれば、家人は生協の宅配で道産小麦の「ハルユタカ」を少量買いすると言っている。

家族の中で、毎日必ず自家製パンを食べるのが愛犬の「丸(まる)」(柴犬)。
散歩の後に必ず一枚食べる。我家のパンは丸の大好物で、市販の食パンはいやいやながら食べている。味や食感が違うのだろう。
丸はこのパンで大きくなった。しかし、丸の親は一般的な柴犬の大きさなのに、丸はいわゆる豆柴にちかい。

外で飼っている丸のところに、近所のまだ若い犬が寄ってきて、大きさで軽く見られ、威嚇されたりする。が、このパンを食べつづけている丸は5、6歳の頃から相手にしなくなり、自分のペースでやっている。大人にもなったし、頭もよくなったのだ。
丸

パンのせいで成長が止まったとは思わない。毎日パンだけではなく、ドッグフードも食べさせているし、時々、薄味の味噌汁ご飯や肉もやっている。一条通りにある小林幸子動物病院の先生も「丸ちゃんは健康」と言ってくれるので安心している。

もっとも散歩の係りになってしまった母には、小さな丸が扱いやすいのでいいようだ。母は83歳になる。自分の健康のためだと冬でも毎日丸の散歩をしてくれる。特にすべる雪道では丸がいると、バランスがとれるとかで杖みたいなもんらしい。
それらもあるが、多分、孫も大きくなり余り相手にもされない寂しさなどを、丸に紛らわして貰っていると思う。

ホームベーカリーという道具がいいのか、粉などの材料のせいなのか不明だが、自家製パンはほど良い「しっとり感」と「ぱさつき感」があって、喉につまる感じがない。フライフィッシング(FF)でいうウェットフライとドライフライを一緒にした、フローティングニンフのようなもんかなと考える。(FFの専門語で、すみません)。

これが自家製パンのすごいところと思っている。大げさに言うと、「絶対矛盾的自己同一のパン」という西田幾太郎先生の言葉でのみ表される存在かもしれない。作家の故開高健氏もこの言葉をよく引用していたなー。
一般的にしっとり感を重視するけど、ぱさつき感、ばらけ感はどうしてもなくてはならないものと自分で思い込んでいる。多分この感覚は、あの小学校時代の給食のぱさぱさなコッペパンに由来しているのかもしれない。


家人は旭川の隣町、当麻町の農家の生まれ。国道39号線沿いにある米作が主体の農家が実家なのに、これまたパン好き。家に自家製のパンや取り寄せのパンがあるというのに、出かけた先にパン屋さんがあるとすぐ買ってしまう。「パントラモン症候群」の状態にある。(注釈 : この病気は、パンにトラウマがあるトウマモンの状態をいい、家人たちにだけ感染するという非常にローカルで期間限定の病気をいう)。


家人が実家に行く時、「絶対矛盾的自己同一のパン」を持参すると、実家の父から、「農家の娘は米を食え」と意地悪っぽく言われたとか。しかし、そのパンを美味そうに食べていたと家人が言っていた。やはり、当麻の父も哲学の味がするパンだけは特別お気に召したようだ・・・。

実家では、でんすけ西瓜やキュウリも作っている。自家用の野菜もいろいろつくっていて、季節毎に美味しい野菜をいただく。
特に、夏になるとトマトやキュウリを頂くのが楽しみ。キュウリはぽきんと折ると水分が溢れ出てくる。モロキュウで一杯いきたいところ。適度な甘味と酸味が調和した絶妙のトマトは室温のままでかぶりつくのはその年の初めの1回のみ。後は、氷水で冷やして食べるのがやはり美味い。モッツァレラチーズと挟んで並べ、バジルの葉、を散らして玉葱ソースであっさり食べるのも、ちょいと洒落ていていい。

市販されている高価なトマトに、濃厚な甘味と酸味のある小さくて高級なトマトがある。確かに果物を食べているような旨さなのだが、あまりにも存在感がありすぎるので、トウマモンは、このトマトはそれだけで食べる方がいいと思う。あくまでトマトは脇役というか助演女優の立場と思っている。

その点実家のトマトは毎年ほどよい味がして、それだけでもいいし、他の食材とも調和してくれるのでどんな料理でも合う。

厚めに切った熱々、やわやわの出来たて自家製パンにバターをたっぷりぬって二つに折り、この中に、くし切りの実家トマトを2切れ挟み込むや否やかぶりつく。最高に贅沢な瞬間に出会うことになる。ベーコンもレタスも何もいらない、シンプルにして究極のサンドイッチ。これを発見した時は嬉しかった。

このサンドイッチは二口で食べるのがいいと思う。口の中にはトマトとバターの絶妙のハーモニーが噛むたびに広がり、最後に飲むミディアムローストで炒ったコロンビア豆のコーヒーがゆっくりエピローグを飾る。

休日の朝は、甘めのスクランブルエッグとかりかりに焼かない厚手のベーコンを1、2枚、ヨーグルトと蜂蜜と自家製ハスカップソースをかけた季節のカットフルーツがあれば極上の朝食となる。

至福の朝食は、7月の日曜日にまたやってくる。

「パンにバター トマト挟んで んーデリシャス」


■□■ トウマモン家一押し情報 ― パン屋さん編 ■□■
 「はるこまベーカリー」 Harukoma Bakery Traditional & Original Bread
 〒080-2469 北海道帯広市西19条南5-45-18
 電話 0155-38-5311 FAX 0155-38-5312
 営業時間 : AM 8: 30~PM 7 : 00 定休日 : 日曜日・第三月曜日
 HPアドレス  http://www.octv.ne.jp/~harukoma/

フランスパン類、デニッシュ類、クロワッサン類等々全部美味い。最初は「おまかせパック」(冷凍状態)をたのんでみるといいですよ。トウマモン家もこれからスタートし、年に3~4回ネットで購入しています。
栗原さん夫妻とスタッフの方が十勝で朝早くから美味しいパンを焼いていますよ。
帯広の行く機会があったら是非お店にも寄って下さい。

トウマモン家に来て食べた人皆お気に入りになっています。当家で必ず取り寄せするパンは「オニオン・ブレッド」(1本420円)です。


今日は「桃の節句」ですね。我家もお姫さまが二人おります。(はばかりながら申しました)。雛人形の小さなおもちゃが玄関に飾られ、居間に桃の花が咲いています。金魚も桃の花を眺めています。
桃の節句

テーマ:パン - ジャンル:グルメ

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★☆★ あれこれ ★☆★
▼06/08(金)▼録画してあったラグビーのパシフィックネーションズカップ「日本代表対フィジー代表」戦を観た。結果(日本19-25フィジー)をしていて観るのは興ざめするが、この試合はそんなことはなかった。
ラグビージャーナリストの村上さんのブログから引用するが、「日本の現在地を知るうえで貴重な機会となったが、やはり、立ち上がりは日本代表選手の突進に対してフィジーのコンタクトが上回り、ボールを抱え込まれてターンオーバーをされるなど、攻撃を寸断されるシーンが相次いだ。それでも、日本代表は粘り強く攻めた。その姿勢に観客席も熱くなる。フィジーの反則を誘っては、FB五郎丸歩がPGを決め、19分の約50mの距離あるPGが成功した時の観客の盛り上がりは感動的ですらあった」のでした。やっぱり五郎ちゃんが最高!!!
体が大きくパワフルなフィジー選手相手に頑張ったと思いますが、まともにぶつかっていっても弾き飛ばされるし、ブレイクダウン(ボールの奪い合い場面)では相手の腕力で押さえ込まれて反則したり、ジャッカルされたりしていた。パワフルな相手と小粒な日本選手との差をどのように縮めていくのか新生ジャパンを楽しみにしていきます。
▼06/07(木)▼昨日、寛仁親王殿下が御薨去された。これまで長年、癌などで入退院を繰り返されてこられたが、とうとう力尽きてしまわれた。謹んで哀悼の意を捧げご冥福をお祈り申し上げます。
「ひげの殿下」には直接お会いしたこともないのだが、様々な形で自分は殿下の見識を垣間見たり、女性や女系の天皇も認める政府の有識者による報告書に異議を唱えられたこと、スキーを通じ身体障害者への分け隔てなく尽力をされていること障害者の親戚MSから聞いていたので、勝手に親しみを覚えていた。畏れ多いが一緒に酒を飲みたいとさえ思ったことがある。

今日から約一週間、母は山梨と静岡へ一人で遊びに行った。一人で切符を手配して。自分は旭川空港までの送り迎えだけの手伝いのみだ。元気な九十歳の母に感謝している。
▼06/06(水)▼会社が休みだったので、小春さんと愛山渓に行った。目的はクマゲラとコマドリに逢いたくて。けど、逢えなかった。小春さんは蕗の良い物を十本ほどいただき、山道をゆっくり車で降りていた時、凄い雷雨。帰りに愛別町の「協和の里のもち工房 愛ふくふく」で豆大福とよもぎ餅そして豆の伸餅を購入。店を出た途端、また雷雨。強い雨であたりから埃くさいような匂いがしてきて、懐かしい気分になった。そして、大きな雨粒が逆光に映え、銀の雫となって眩しいほどに美しかった。
▼06/05(火)▼日赤へ二ヶ月に一度の定期検査。先日の成人病検査で腫瘍マーカーの消化器系の値が若干基準値よりオーバーしていたので、主治医に相談したところ、六年以上大腸の内視鏡検査をしていないのだから検査をしたほうが良いとなり、消化器の先生へ手紙(院内メール)を書いてくれたので受診。綺麗な女医さんだったので素直に質問に答え、検査を受けることにした。
▼06/04(月)▼祖母チカさんの祥月命日と護国神社祭の宵宮だったので、家族三人でささやかに雲丹などの刺身を摘みながら夕食を済ます。
▼06/03(日)▼今季未だカワセミの姿を見てないという小春さんのために(こんな書いてる自分もそうなんですが)、カワセミポンドへ向かいました。
車中で小春さんに、昨日の夕方、ホトトギスの囀りを例の河畔林で聞いたことを告げました。姿は確認してないけど「特許許可局」「テッペンカケタカ」と確かに鳴いてホトトギスと思ってるけど、北海道には殆どいないと何かに書いてあったと思うけど・・・と言うと、早速、車に積んである北海道の野鳥の本で調べてくれました。やはり、掲載されていないので、ホトトギスはいないんでないかいと話しをしていたところ、偶然聴いていたNHKラジオの日曜あさいちばん『季節のいのち』で 、 日本野鳥の会の主席研究員である安西英明さんが「ホトトギス」を取り上げていました。ホトトギスは鶯に托卵する習性があり、いち早くオスがやって来て囀りまくり鶯がいるところに縄張りを作るのだそうです。(ふむふむ、ホトトギスが托卵することはどこかで勉強したことが・・・)。
囀りが何度も流れたのですが、似ているけどちょっと違う、けどやっぱり似ていると言う自分に小春さんは大いに同調してくれました。遂に北海道で初めてホトトギスの囀りを聴いた男なのかもしんないと思い込んでしまいました。けど気になるのは、昨日は周りから一度も鶯の囀りは聞こえなかったなぁ・・・?遠くのカッコウは聞こえたけど。

カワセミポンドで二人はかなり粘ったのですが駄目でした。それでも、五羽のキセキレイ一家(多分)の様子を観察しながらコーヒーを沸かして飲んだり、それなりに宜しい時間を過ごすことが出来ました。
昼食を済ましてから、ホトトギスがいる河畔林に行きました。旭川で初めてホトトギスの写真を撮った野外活動家になるんだなlっ、多分俺は・・・ヒヒっ。
同じ場所で囀りが聞こえて来ました。どうだ!すごいべっ!と自慢し小春さんとハイタッチ。およそ10分間隔で囀っています。最初立ち木の下の方から聞こえ、その後、イタドリの茂みの中から聞こえて来ました。しかし、一向に姿を見せない。ブヨがしつこいし、暑くなってきたので今日のところは帰宅することにしました。
アサヒのノンアルコールビールを飲みながら、北海道護国神社例大祭の御祭礼旗を立て終え、シャワーを浴びてからパソコンでホトトギスの囀りを調べました。あれれホトトギスは「特許許可局」の語尾が下がらない。一方の私たちのホトトギスは下がる。なんと名は聞いたことがある「エゾセンニュウ」という野鳥があそこで鳴いていたのでした。「やっぱ、うんなわけないよなっ・・・」。勝手に思い込んで一人悦に浸るならまだしも、ブログで大々的に「ホトトギスー北海道で初撮影」なんて記事をエントリーして自慢したくなっていた自分は本当におっちょこちょいですわ。
けれども、エゾセンニュウの姿を生で観てみたいもんです。
▼06/02(土)▼以前読んでそこら辺に置いといた本を探していたら、一度も読んでない本が五冊も見つかった。いい加減だから積みっぱなしの本の間に紛れていた。
▼06/01(金)▼月始めは忙しいもんだ。


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プロフィール

旨門(うまもん)

Author:旨門(うまもん)
 不肖、「旨門」と申します。生まれも育ちも北海道は旭川市です。高校卒業後、夢にまで見た花の東京で四年ほど人生勉強をすることができました。齢五十代後半にはいり、既に孫三人に恵まれ、今年八月にはもう一人誕生する予定です。孫はメンコイ。
 趣味はラグビー観戦。社会人チームではトップリーグチームの「ヤマハ発動機ジュビロ」を、大学は早稲田のファンです。
 また、デジカメ持参で野山に遊ぶことも楽しんでおります。小動物との出会いが楽しみです。数年前からエゾユキウサギとホシガラスを撮りたくて活動しています。羆は怖いので挫折しました。
 (ブログに掲載している画像の殆どは、トリミング、サイズの変更、明るさとシャープさの調整をしています)。

(平成24年5月25日記)

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