「高速が無料のうちに、もう一回白老の「グラナダ」に行かない?」(小春)
「いいねぇ。ただ、グラナダだけじゃなく、その前に苫小牧の演習林に行って、カワセミに会いたいなっ」(旨門)
「山登りの体慣らしに、ポロト湖奥の散策路を歩くのもいいかもね」(小春)
「うん、いいねえ」(旨門)
こんな会話があって、6月8日(水)の朝、いつもの苫小牧の北大研究林に着きました。
「カワセミとクマゲラに会えるかなぁ?」(小春)
「きっと、会えるさ」。
自分はなんの根拠もなく、名前も知らないムラサキの花も咲く芝生の上を歩いていたのでした。
林内を流れる幌内川の畔に咲いているユキヤナギと小さな木の橋のコントラストが美しかったので一枚撮りました。
後でわかったのですが、この一枚が万馬券だったのです。100円で三連単が当たった感じ。嗚呼、こんなだったら1000円の一点買いしとけば良かったのにと、嬉しいの悔しいのったら・・・いつものことです。後の祭りでした。画像は最後にアップします。
蜘蛛の巣があちこちに張られています。光が射すと綺麗に見えるんだがなぁ。
園内にある一番上の池まで幌内川沿いの散策路を歩きました。河畔に咲くクリンソウが私たちの情緒をちょいとくすぐってくれました。
青葉の紅葉もこうして見ると美しいものです。
一番上の池では、霧雨を避け、東屋の中で池を見張っていましたが、カワセミの気配は一向にありません。丘側の林では、先ほどからずっとアカゲラの夫婦が盛んにキョッ、キョッと啼いて木を登ったり飛んだり、長い時間仲良しごっこをしています。
「やっぱり、駄目かぁ。下の池に行ってみよう」。左岸側の散策路を下りました。
鳥だ花だと、ゆっくりのんびり園内を歩いていると、向こうにエゾリスがひょっこり現れ、こちらの方へ走って来ました。自分の右隣に立つ松の木に回り込んで、少しコチラを観察。それから、あっちの方へ逃げていくかと思いきや、あれれ、足元までやって来てくれました。
本当はおじさんは怖いんだじょー!
そして、一秒くらいでしょうか、カタマッテくれましたので、パチリ。
この後、真ん中の池の上流側を歩いていると、あのコバルトブルーが水面すれすれに下流へ飛び去るではありませんか!
小春さんも目撃。胸が高鳴ります。戻ってくるかもしれないとベンチに座ってしばらく待機。
しかし、やっぱり現れず仕舞いで一番下の池へ移動しました。
池の畔の散策路を歩いていると、マガモの母子たちが突然現れたので写真を撮っていると、すーっとまた、あのコバルトブルーが下流へ飛び去って行きました。
また粘るには時間が押してきたので、研究林での観察散策はこれで終わりにしました。
さて、万馬券写真は、
翌日、スライドショーで見ていたら、
何これ、
コバルトブルーは、もしかして、
あっ、カワセミ!!!
(トリミングした画像)
あの時、自分は気がつかなかった。見えなかったけど、居てくれたんだぁ・・・・・・・・・・・・・・。
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